【医学部受験】センター国語を最小限の労力で乗り切る方法

こんにちは、たまです!

8月も終わりですね^^ 私は何年かぶりの超大型夏休みの過ごし方がわからず徒然なる日々を過ごしております。

本日は、医学部受験生にとってあまり時間を割きたくないけど点数は落とせない 国語の対策として、私の行ってきた勉強方法を紹介します。 ちなみに私は当初9月から国語に手をつける予定だったのですが、そこまでキャパができず、数学に追われた結果、11月から対策をし始めましたw なので最小限の努力でなんとか合格点を><と思われている方はぜひご一読ください

センター国語、1問の点数大きすぎ問題

センター試験の国語。その最も厄介な点は1問の配点が大きすぎること。

ちょっと登場人物の心情を汲み取り間違えて、誤った選択肢を選んでしまったら最後。7〜9点ほどのダメージを負ってしまいます。。。鬼・・・

二次試験を見込んで理系科目を重点的に勉強しなければならない医学部受験生にとって、国語はできるだけその対策に労力や時間をかけたくないけど、1問も間違えられない。という超ハードモードな科目なのです。 しかもセンター国語は読み方を決められて、出題者の意図からちょっとでも違った解釈をしてみようもんなら即アウト。他の科目では90%以上取れても国語で大幅失点・・・なんてこともザラにあります、ようはどれだけ理論的に、いや素直に出題者の意図から外れないように変に言い換えられたような文章の選択肢から答えを選べるかが勝負なのです。

次に厄介なのはセンター国語時間足りない問題。私は現役の本番時、古文で時間を使い果たし、漢文は最初の1行を読めただけw適当な選択肢は運にも見放されて全て外れ、漢文0点(国語127点だった・・)を叩き出しました(帰りのバスの中で泣いた)

普段そんなことなかったんですが、国語って冷静に読み進めないといけないのに変に焦っちゃって全然文章が頭に入ってこなくて余計に時間がかかるんですよね・・

それでは国語の対策方法についてまとめていきます。

センター国語の対策で行ったこと

①時間配分は、現代文;古文漢文=5:3

文章量の圧倒的に多い現代文は、その文章を読み進め内容を理解するのに時間がかかります。もちろん得意不得意もありますが私は現代文に時間のウェイトを置き、古文漢文をいかに短時間で解けるか!に注力して演習を行ってきました。 具体的な目標値は、評論25分:小説25分:古文15分:漢文15分くらい。 もちろん各問題の難易度にもよりますが、古文漢文は20分をオーバーしないように心がけていました。この時間感覚を全体でつかむには演習が最も効果的!です。

ただ、センターの本試験とマーク模試や各予備校の出している演習問題では作りや、出題者の意図の読み取り方が若干異なります。 というか、センター試験の選択肢の方がややこしいし難易度が高い。 なので最初の頃は模試や演習問題で国語の試験になれる練習を積み重ね、本番1ヶ月前や直前にはセンター試験の過去問を毎日解くことがポイントです!

②現代文対策で使った問題集・参考書

センター試験の過去問

河合塾や赤本シリーズなど、過去問集はたくさん出ていますが おもさや解説の内容で言えば河合塾か東進をお勧めします^^

センター試験の実践問題

実践問題集にはそれぞれ定番シリーズがあります! 1番の練習になるのはやはり過去問ですが、実践問題集に取り組むことでより幅の広い問題に触れることができ、さらに過去問では同じ問題が再び出題されることはありませんが、実践問題集から出るかも!ってことはあり得ます。 実践問題集は、その難易度(難関国公立を目指す)順に Z会駿台河合塾(ちょうど良い〜少し難しい)だと言われており、私は解説の詳しさの観点や問題集との相性などからZ会を利用していました!

医学部志望で国語への時間をあまり割きたくない方は駿台Z会をお勧めします!

センター国語にもその他様々な問題集がありますが、現代文については選択肢の中から客観的に正解である選択肢を出題者は1つだけ作らなければなりません。言い換えれば他の選択肢は客観的に見て必ず誤った箇所があるのです。そのポイントがわかれば高得点を獲得することが可能になるのですが、そのポイントを見極める目や思考方法を鍛えるには過去問演習やその解説を通して養っていくことが大切です><

③古文対策で使った問題集・参考書

古文はセンター国語の中で最も得点率が低いと言われているみたいです。現代語訳ができないと文脈理解問題はいっさい答えられないし、登場人物や動作主が不明瞭であったり、一文が2,3行にも渡りややこしかったりと、理解しづらく、誤った方向性で理解してしまうと致命傷ですw ですが、現代語訳を読んでみるとその内容は本当に簡単なもの(笑)大したことは書かれていないのです^^ですが大したことないからこそ、不親切な説明で、登場人物の心情や時代背景なども略されて書かれていることが多い古文。 だからこそ、しっかり読み取り高得点を取るためには、簡略化された文章だけからは読み取れない部分を推測しなければならず、そのためにはしっかりと単語・文法・時代背景の理解を固めておくことが重要なのです。

いかに私が必要最低限で使っていた参考書をご紹介します!

①古文「読んでみて覚える 重要古文単語315」

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この単語帳はイラストもついていてすごく見やすくお気に入りでした^^ 内容も読解や語彙問題に完全対応した315の見出しを収録しており効率的に語彙を増やしていくことが可能です!また時代背景や和歌についての知識も詰められています!アマゾンのレビューでも星4.5の高評価でした!

②古文「古文上達 基礎編 読解と演習45」Z会

単語の勉強と並行して行っていきましょう!文法は古文の勉強で一番対策に時間のかかる部分です。私は「古文上達45」の一冊だけをやり込見ました。決して分厚くはなく、むしろページ数の少ない薄い参考書ですが、暗記がメインの文法ですので覚えるのに時間がかかるため、どれか一つでいいので文法参考書をやりきることが重要です!

上記の二つを徹底的に短期間でやりきり、あとは問題演習を繰り返して実践力を磨いていきました。

④漢文対策で使った問題集・参考書

学習の流れは漢文訓読→漢文句形→漢文語句→過去問・実践問題演習です 以下、使用していた参考書です^^

Z会「文脈で学ぶ漢文句形とキーワード」

非常にコンパクトで持ちやすい分説明がさほど詳しくないのが難点ですが、短期間に一気に漢文を効率よく勉強したい方にはお勧めの単語帳です!ひたすら暗記してください!

②大学受験超基礎シリーズ「漢文ヤマのヤマ パワーアップ版」

漢文句形とキーワードと同時並行で使用していくことで漢文をより深く理解していくことが可能です。これを一冊やり込めばセンター漢文でほぼ9割取ることができるとも言われているくらいの良書だと思います^^

漢文や古文は単語や文法を覚えることが重要です!色々な参考書や問題集に手をだすのではなく、ビジュアルの好みや内容など自分にあった一冊を徹底的にやりこむことが高得点の獲得には大事なのだと思います

まとめ:センター国語の高得点獲得ポイント

上記の問題集対策に加えてセンター国語で高得点を取るためには問題を解く手順というのが現代文 ・古文・漢文を時間内に解ききりかつ高得点を獲得するためのキーです。センター国語の解く手順の基準は

(1)まず最初から文章を読んでいく (2)問題となっている空欄や傍線部にいきついたらその部分に関する設問に飛ぶ (3)設問を読む (4)選択肢をチェックする

が最も時間短縮で問題を解いていくことに繋がると思います!

なめていると痛い目にあう国語ですが、対策しだいで短期間に高得点を取ることができるようになる科目でもあると思います!ご参考までに^^