【勤め人記録】チームコンディションは上司による。本当に

こんにちは、たまです。 私は今2回目の学生生活を過ごしていますが それまでの4年間はサラリーマンとして一般企業で勤務していました。 私のいた会社は何十年も勤め上げる人は少なく 大体の人が数年後には独立や、キャリアアップによる転職を目標として 働かれている方が多くいらっしゃったため非常に人の入れ替わりが 激しい職場で、私もたったの4年間で上司が4回変わりました(笑) 1年に1回ペースですね(笑)毎年上司が違うw その間、もちろんグループコンディションの浮き沈みもありましたが 良し悪しはその時々の上司のマネジメントに大きく依存していたんじゃないかなと思います。

今回は、その経験を踏まえて若手が思う良い上司とダメな上司のマネジメントの違いについて自分への備忘録と、今後病院で勤める際の自戒の意味を込めて書いてみます。 あくまで主観であることをご了承ください><

良かった上司とダメだった上司の4つの違い

①「良い上司」は裁量権を与えてくれた、「ダメな上司」は責任を問い詰めた

グループコンディションが良かった時の上司は クライアントへお持ちする見積もりや新規プロジェクトの方針などについて相談する際、自分がなんでその提案内容にしたのか、なぜその方針が良いと思うのかについての原因・背景だけの説明を求め、そこに納得してもらえれば大きな裁量権を与えてやりたいようにやらしてくれました。さらに、ただ任せて放置するだけでなく、失敗した時の責任を一緒にとってくれ、何がダメだったのか、次回からはどうするのかのPDCAを共に考えてくれる上司で、非常に安心してのびのび働けたように思います。

一方でグループコンディションが悪かった時の上司は 相談したら、「良いんじゃない?」と任せてくれるのですが、任せたら任せっぱなし。失敗した時の責任を自分一人に追及してくるため、失敗したらどうしようという不安からなかなか新規の企画や提案書を相談することができず、萎縮してしまい働いていて楽しくなかったように感じました。

もちろん出来れば仕事は失敗しないのが一番です。

ですが、それを恐れて何もしないままだと何の発展も改善も生まれてきません。 若手のうちから、安心してチャレンジさせてくれた上司の時は グループメンバーが生き生きと楽しいね!と言いながら働けていました。

②良い上司はフットワークが軽かった

「上司がどのような顔つきで働いているか」は部下の働き方に大きな影響を及ぼします。

良い上司の場合は、大抵機嫌が良く(ニコニコしてた訳ではないが) 何か相談や報告があった際も、何のためらいや遠慮もなく話しかけることができました。そのため何か問題が生じた時、報連相をスムーズに行うことができ、クレーム対応やクライアントへのアポの同行などの気持ちが進まない仕事も迅速に進めることができました。

一方で「ダメな上司」の場合は、何か問題があって報告した場合、ものすごく不機嫌な顔つき&どすの利いた声で「何で?」と一言。怒鳴り散らすということはありませんでしたが、上司からの不機嫌な態度は、若手や部下なら誰でも萎縮しちゃいますよね・・・ そのため若手や部下は、また何か問題が生じた際の上司への報告がどんどん遅くなっていく悪循環に陥っていきます。問題が大きくなった時には、上司はそのことを知らず、手のつけようがない、なんてこともしばしばでした。。。

③ダメな上司は飲みの場での叱責が多かったw

グループコンディションが良かった時の上司がよくメンバーに言っていたのは「オープンなマインドで、褒め合う環境を作ろう」でした。自分の思っていること、こうしたら良いと思うことについては隠さず、メンバー間で共有していくオープンなマインドと互いの仕事のいいとこを見つけて褒め合うことを推奨していました。褒めるって何だか恥ずかしいし難しいんですが、最初は意識してでも褒める習慣を身につけることで、自然と褒めることができるようになっていったので、ほんと習慣って大事なものです! また上司自身も飲み会の場で、部下の仕事のミスやスタンスを叱責することなく、「お前のこういう仕事の進め方や考え方はどんどん周りに発信していくべき!」など、モチベーションを上げてくれることをみんなの前で言ってくれるので、よし頑張ろう!!という気持ちになりました^^ 上司に自慢してもらえるって嬉しいですよね!

一方でコンディションの悪かった時の上司は、飲み会の場で「お前のこういうところがよくない」と叱責することが多かったです。私の後輩ですが、酷い時は、飲みの場でスタンスを責め続けられ、泣いてしまうこともありました。有り得ないですね。 誰かが責められると飲みの場にいるメンバーの雰囲気も悪くなってしまいます。上司なら、自分の言いたいことは抑えて、空気は読み取ってほしいものです。

④良い上司は謝ることへの抵抗がなかった

人の裁量や器の大きさは窮地に追いやられた時に出ると言いますが 私も仕事をする中でその言葉の意味を身にしみて理解しました。

良かった上司は、誤った指示をした時にすぐ非を認め謝ることができていました。上司や部下という上下関係なしに、人として素直に謝罪できるってなかなかできるものではないと思います。 一方で、ダメだった時の上司は、問題が生じた際にそれを正当化する方向に頑張るため軌道修正に時間がかかり、PDCAが破綻してしまっていました。軌道修正が遅いから仕事がどんどん遅くなる(しかも周りの人の仕事への影響が大きいから厄介)

幾つになっても、どんな立場になっても素直でいたい

と上司を見て本気でそう思いました。

 

まとめ

自分の経験した4人の上司をもとに書いてきましたが どんな上司にあたるかなんて本当に運です。

ここに書いたこと以外に相性の良し悪しも関わってきます。 だって人間だもの。

でも大事なのは、どんな上司に当たっても腐らず 環境や状況を変える努力をし続けることが大事なんだなと思います。

別の上司に当たれるよう、成果を出し、さらに上の上司に交渉する方法もあれば、問題の上司を交えてグループ内で、今の現状をよりよくするための場を設けることもできますし 環境を変えるために別グループへの異動を希望し続けることや、周りに相談して外からの力を利用することもできます。

綺麗事ですが、そうだと言って何もしないと結果は変わりません。腐っていくだけです。

将来、医師として医療機関で働く際も、短いですが培ったビジネス経験を生かしていきたいなーと思うこの頃です